アクセス情報
所在地:東京都西東京市東伏見1-5-38
アクセス:西武新宿線「東伏見駅」から徒歩約7分。「西武柳沢駅」からも徒歩圏内。
バス:西武池袋線「保谷駅」から関東バス利用可。
駐車場:境内入口付近に専用駐車場あり(混雑時は利用制限あり)。
交通の便が良く、都心からも気軽に訪れることができる点が魅力です。
東京都西東京市にある「東伏見稲荷神社(ひがしふしみいなりじんじゃ)」は、関東における稲荷信仰の代表的な存在のひとつです。京都の伏見稲荷大社からご分霊を勧請して創建された比較的新しい神社ながら、地域のシンボルとして親しまれています。駅から徒歩圏内という利便性の高さと、朱色の鳥居が続く参道の美しさが多くの参拝者を惹きつけ、近年では観光スポットや写真映えの名所としても注目されています。
神社の歴史と創建背景
東伏見稲荷神社は1929年(昭和4年)、当時の地元有志の尽力により京都・伏見稲荷大社のご分霊を迎えて創建されました。
「稲荷信仰」は古くから五穀豊穣や商売繁盛を祈願するものとして広まりましたが、この地においても農業や商業を支える信仰として根付いています。創建と同時に周辺の地名が「東伏見」と定められ、西武新宿線の駅名も「上保谷」から「東伏見駅」へ改称されたことからも、神社が地域の発展に与えた影響の大きさがわかります。つまり、単なる信仰の場にとどまらず、街づくりの象徴ともいえる存在です。
ご祭神とご利益
ご祭神は次の三柱です。
・宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
・佐田彦大神(さだひこのおおかみ)
・大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)
主に「家内安全」「商売繁盛」「交通安全」「良縁成就」「道中安全」など、日々の暮らしに関わる幅広いご利益が伝えられています。地元の住民だけでなく、事業を営む方や受験・就職を控えた方が願掛けに訪れることも多く、信仰の厚さがうかがえます。
●境内と見どころ
朱色の大鳥居と参道
神社の象徴ともいえるのが、境内を彩る鮮やかな朱色の鳥居です。大小さまざまな鳥居が連なり、参道を進むごとに幻想的な雰囲気に包まれます。京都の伏見稲荷大社を思わせる光景は「東京の千本鳥居」とも呼ばれ、写真撮影を目的に訪れる人も少なくありません。
拝殿と本殿
石段を上がった先にある拝殿は、落ち着いた木造建築で訪れる人々を迎え入れます。日常の喧騒を忘れさせるような静けさが漂い、参拝後には心が洗われるような感覚を覚えるでしょう。
季節ごとの景観
春には桜、夏は新緑、秋には紅葉が境内を彩り、冬は澄んだ空気の中で朱色の鳥居がより一層際立ちます。四季折々の風景を楽しめる点も、この神社ならではの魅力です。
年中行事と地域とのつながり
年間を通して多くの祭事が行われます。代表的なものとしては、春の「春季大祭」、夏の「本宮祭」、初午祭や夏越の大祓などがあります。七五三や初宮詣の祈祷にも対応しており、家族の節目に訪れる人が後を絶ちません。
また、神社を中心に地元の商店街や住民が協力して行事を盛り上げており、地域コミュニティの結束を象徴する存在でもあります。
御朱印と参拝の楽しみ
社務所では御朱印を受けることができ、特定の季節や行事に合わせた限定御朱印も頒布されます。近年は御朱印帳を持参する参拝者も増え、旅の記録や思い出作りの一環として人気を集めています。
東伏見稲荷神社は、昭和に創建された比較的新しい神社でありながら、地域と深く結びつき、多くの人々の信仰を集めています。赤い鳥居が続く参道は圧巻で、東京にいながら京都の雰囲気を味わえる貴重な場所です。アクセスの良さからも日常の散歩や週末のお出かけ先として訪れやすく、観光目的だけでなく、心を整える場としても最適です。
参拝後は周辺の商店街で食事や散策を楽しむこともでき、神社参拝と合わせて一日をゆったり過ごせるスポットといえるでしょう。西東京市を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってほしい名所です。
※写真はすべてWALK-TRIPS事務局が現地で撮った写真です