WALK-TRIPS ~ 歩き旅と写真

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奈良 春日大社 ~千年の灯りが導く、朱の聖域。~

訪問日:2025-11-23
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奈良 春日大社 ~千年の灯りが導く、朱の聖域。~
奈良の中心部から少し歩いた先に、穏やかな森の空気に包まれて姿を現すのが春日大社です。奈良時代の初め、平城京を守り、国の繁栄を願うために創建されたとされ、約1300年の歩みを今も静かに刻み続けています。朱塗りの社殿や回廊の美しさはもちろんですが、まず訪れた人の心を惹きつけるのは、周囲に広がる深い緑と、どこか懐かしさを感じさせる静けさです。

[住所]奈良県奈良市春日野町160
[アクセス]
近鉄奈良駅から
市内循環バス(外回り)「春日大社本殿」行き
→ 「春日大社本殿」バス停下車、徒歩約5〜10分
JR奈良駅から
市内循環バス(外回り)「春日大社本殿」行き
→ 「春日大社本殿」バス停下車、徒歩約5〜10分
※奈良公園内に位置するため、バスの本数が比較的多く、観光ルートとしてアクセスしやすい場所です。
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参道に並ぶ石灯籠や、回廊にかけられた釣灯籠は、春日大社を象徴する景観のひとつです。数は合わせておよそ三千基ほどとも言われ、節分やお盆の時期に行われる「万燈籠」では、その灯籠すべてに明かりが灯されます。普段とはまったく違った幻想的な雰囲気が広がり、古の都で続いてきた信仰の深さを肌で感じられる時間です。特別な演出ではありますが、派手さよりも、“守られてきた日常の延長にある明かり”という印象を与えてくれます。

春日大社には、藤原氏の氏神として知られる「春日神」が祀られています。国家安泰、開運、厄除けといったご利益を求めて訪れる参拝者は多く、地元の方々にとっても古くから親しまれてきた神社です。境内には本殿に向かうにつれて自然が濃くなり、鳥の鳴き声しか聞こえないような場所もあります。すぐそばには「春日山原始林」が広がり、天然記念物にも指定されている原生林の中を散策することもできます。春日大社とこの森の存在は切り離せない関係にあり、自然と神が共にあるという日本古来の信仰の姿を物語っています。

歴史を知るための施設としては「国宝殿」があり、神鹿の絵馬や古い刀剣、祭礼に使われた調度品など、千年以上にわたって守られてきた貴重な文化財を間近に見ることができます。単なる観光地としての魅力だけでなく、神社が果たしてきた役割や当時の人々の暮らしに思いを馳せられる場所でもあります。

春日大社の周辺には、東大寺や興福寺、奈良公園など、奈良を代表する観光地が集中しています。春日大社そのものはもちろん、散策しながら周辺のスポットを巡る人も多く、少し足を延ばすだけで奈良らしい風景に次々と出会えるのも魅力です。季節によって景色が変わるため、春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の澄んだ空気など、どの時期に訪れても違った表情を楽しめます。

決して派手ではありませんが、何度訪れても新しい一面を見せてくれるのが春日大社です。歴史の長さ、自然の豊かさ、そして静けさの中に宿る人々の祈り。奈良に来たなら、一度は足を運びたくなる場所として長く愛され続けている理由が、歩けば歩くほど自然と伝わってきます。
※写真はすべてWALK-TRIPS事務局が現地で撮った写真です
奈良 春日大社 ~千年の灯りが導く、朱の聖域。~
奈良 春日大社 ~千年の灯りが導く、朱の聖域。~
奈良 春日大社 ~千年の灯りが導く、朱の聖域。~
奈良 春日大社 ~千年の灯りが導く、朱の聖域。~
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